台湾ライテック、移転価格操作疑惑で当局が監視

NNA - インドシナ版 

2013/11/05

 

台湾の光ディスク大手ライ徳科技(ライテック、ライ=金へんに来)は、5年連続で赤字を計上しているにもかかわらず、工場の生産能力の拡大を計画しているとして、南部ドンナイ省税務局が移転価格操作を疑っている。4日付ベトナム・インベストメント・レビュー(VIR)が報じた。

ライテックは8年前から欧州での生産をベトナムにシフトしているが、2008年から12年にかけて5年連続で赤字を計上。累積赤字は1,864億ドン(870万米ドル、約8億6,000万円)に上っている。この間、法人所得税は納入しておらず、付加価値税(VAT)や個人所得税、物品税で9億9,700万ドンを納めただけとなっている。

 

一方で、ドンナイ省の光ディスク工場では、投資認可額1億8,000万米ドルのうち、すでに1億4,400万米ドルを実行。さらなる生産能力の拡大に向けて追加投資を申請した。

 

こうしたことから、省税務局が移転価格操作を疑っているものの、これまでに明確な証拠はつかんでいないという。税務局は同社による関連企業との不自然な取引などがないか監視を強化する方針を示している。